趣 旨: 眼内レンズを使用した白内障手術は1980年代の普及開始から30年たち画期的な医療技術の進歩をなしとげてきました。日本では1992年4月に眼内レンズが保険適応になってからはや20年近くたち、折りたたみ式単焦点眼内レンズと水晶体の超音波乳化粉砕法などを駆使した点眼麻酔、無痛・小切開、無縫合、超短時間でおこなえる標準の手術は、熟練した専門医の手にかかれば今や簡単で安全で安価になった感があります。このたび一患者の立場から白内障の治療と手術に伴う視力矯正の可能性をいろいろ調べましたので、同じ興味をお持ちの患者やご家族の方の参考になれば幸いです。
調査範囲は川崎市・横浜市を始め東京都・神奈川県地区の医療機関を主に対象として、白内障手術に使用する人工水晶体である、単焦点眼内レンズ(保険適用)と遠近両用の多焦点眼内レンズ(先進医療扱い)の説明とレーザーによる白内障手術後の乱視矯正手術となっています。医療技術の進歩に伴い、時代は今や単に白濁した水晶体を透明に戻すのみならず、積極的に近視、老眼、乱視 の矯正を行いより高いQOL(生活の質の向上)を選択できるようになったのではないかと思います。 日本白内障屈折矯正手術学会は同一の学会内で白内障治療と屈折矯正を扱っておりこの分野は互いに関連して発展していくものと思われる。
医療機関のリスト・費用・実績・特徴などを白内障手術中心に、わかる限りまとめました。追加の情報やご意見・訂正などありましたらメールにてご連絡いただけたら幸いです。 白内障手術を伴わないレーザーによる近視・乱視矯正手術に関しては、比較サイト・口コミサイトなどがすでにたくさんあるので、現在検討中です。 (記:2016年10月1日 横浜より)
(注) このサイトの内容は、患者の立場からの調査と手術経験からまとめたものです。あくまでも参考として見ていただき、治療にかかわることは、専門の医師とご相談ください。このサイトの情報はできうる限り正確なことを旨としていますが、当サイト情報を使用するに当たり一切の責任はとれませんのでご了承ください。
2017.04.27 : (自費)3重焦点レンズを使用した白内障手術体験談。ここクリック